白内障の種類 核白内障

 前回は主人が白内障になってしまったことから、主に皮質白内障について説明しました。
 今回は、その一方で、核白内障についても説明します。
 核白内障は皮質白内障と違い、名前の通り、水晶体の中心の「核」の濁りがおきるものです。
 症状や特徴としては「暗くなるとものが見えにくくなる」ことと「近くのものがよく見えるようになる」ことと「景色が赤茶けて見える」というものがあります。
 このうちの「近くのものがよく見えるようになる」という症状は、水晶体が厚くなって光の屈折が強まることによるものと、
核が硬く大きくなるので屈折力が増すことによるものが理由として挙げられます。
老眼の人でも近くが見やすくなることがあり、この際に「老眼が治った」と勘違いすることがあり、これは要注意です。
 また「景色が赤茶けて見える」という症状は、核が濁ることで青色を通さなくなることによるものです。
この症状は、手術後治るものの、術後はそれまで入ってこなかった青色が強調されてしまい、視界が青っぽく見えて困る人もいます。
 そもそもなぜ白内障になってしまうのでしょう?
 この白内障は水晶体内のαクリスタリン蛋白変性に伴う不溶性蛋白増加によって、
水晶体に含まれる蛋白質が白く濁ったり、硬くなったりすることでおこるとされています。
また、体内にある天然酸化防止剤であるカルノシンが不足して、水晶体が酸化で傷ついてしまうことにもよります。

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